たびゅの不妊治療体験記

不妊治療の経験を皆様へお伝え致します

子宮筋腫が見つかりました

こんにちは

たびゅと申します。

言いづらい名前ですね(笑)

 

さて、今回の記事では、私の妻に「子宮筋腫」が見つかった経緯を

お話をさせて頂きます。

 

不妊治療を開始すると、夫婦2人で様々な検査を受ける事になり、

医師から思いもよらぬ発言が飛び出す事があります。

 

本記事では、子宮筋腫についての簡単なご説明と

私達夫婦の体験談をお話しさせて頂きます。

 

 

1.妻に子宮筋腫が見つかった日

 

とある休日、妻に不正出血が出てしまった為、

大事を取ってかかりつけの産婦人科へ見てもらう事にしました。

 

幸いにも、不正出血は偶発的(?)なものらしく、

これについては特段大きな問題も無く安心したのですが、

お医者様からこんな衝撃発言が・・・

 

医者「あ。あなた筋腫もちなのね」

 

妻「え?!」(今まで言われた事無かったのに・・・)

 

医者「子宮内に筋腫があります」

 

妻「それはどこらへんですか?」

 

医者「筋肉の中にあります」

 

こんな会話の後、診察室から妻が出てきました。

この時、私達夫婦は子宮筋腫について全くの無知であった為、

早速Google先生に調べて貰いました。

 

2.子宮筋腫とは?

 

子宮筋腫とは、子宮を構成している「平滑筋」という

筋肉組織由来の良性腫瘍

比較的若い方から閉経後の方まで高頻度に見られます。

 

【主な症状】

・過多月経:生理時、一度の出血量が多い

・過長月経:月経が8日以上続く事

・月経痛・貧血

・時に不妊や流早産の原因にもなり得る

 

【筋腫の種類】

発生する部位により下記の通り分類されます

①漿膜下筋腫(しょうまくかきんしゅ)

②筋層内筋腫(きんそうないきんしゅ)

③粘膜下筋腫(ねんまくかきんしゅ)

 

【治療方法】

子宮筋腫があっても、多くの場合は症状がなく

定期的な検診(経過観察)で対処します。

 

症状に伴い、もし生活に支障が出るような場合は

薬物療法や手術療法があります。

 

※筋腫の位置や大きさにより症状が異なりますので

 本記事は参考程度に捉えて頂き、

 ご心配な方は、必ず専門の医師へご相談願います。

 

3.子宮筋腫と向き合う

子宮筋腫について調べたところ、

どうやら私の妻は「筋層内筋腫」である事が分かりました。

(子宮筋層にできる筋腫)

 

筋腫が大きくなると、子宮内腔にせり出してくる為、

妊活を行っている夫婦には、着床の妨げになるとかならないとか・・・

 

不妊治療を行っている人にとって「筋腫」というものは

(ネット上で)ネガティブなワードが出てくる事が多く

その日の夜は妻と二人、漠然とした不安に押し潰されて

涙を流した事を覚えています。

 

また、妻は独身時代から、「子宮頸がん」の定期健診を受けておりましたが

過去に1度も「子宮筋腫」について触れられた事はなかった様で、

もっと早く不妊治療を始めておけば良かった

後悔の念も強く抱いていました。

 

きっと、これから不妊治療を始めていこうと

決意した矢先の出来事であった為、ショックも大きかったと思います。

 

幸いにも当時の妻は、治療を行わなければならない状況では無かった為、

「経過観察」となりました。

 

私達夫婦の場合、最終的には筋層内筋腫という

漠然とした不安を抱えながらも

何とか子どもを授かる事が出来ました。

 

これから不妊治療を開始される方の中には、

「筋腫」について医師からお話しを受ける方もいるかもしれません。

 

その時はきっと不安になるかもしれませんが、

筋腫があっても着床しない訳ではないよって

私達夫婦の体験談が、少しでも誰かに勇気を届けられますように。

 

 

 

不妊治療を始めたきっかけ

こんにちは。

37歳つばめサラリーマンのたびゅと申します。

人生初の投稿に緊張感をもって本記事を書いております。

今回は、不妊治療を始めるきっかけとなった経緯を少しお話しさせて頂きます。

 

 

 

 

 

1.私達夫婦について(簡単な自己紹介)

 

現在、37歳会社員のたびゅと、36歳妻の二人暮らしです

妻は現在、妊娠8か月目となります。

関東近辺のマンションで夫婦仲良く暮らしております。

 

私の仕事の都合で、約7年前に婚約と同じタイミングで転勤が決まり、

見ず知らずの土地で、夫婦2人の結婚生活をスタートさせました。

入籍当時の年齢は、たびゅ30歳、妻は29歳となります。

 

 

 

2.不妊治療を開始した経緯

 

引っ越し作業、入籍手続き、買い物(家具や日用品)・・・などなど

慌ただしい結婚生活をスタートさせました。

結婚式を無事に終え、新婚旅行にも行き、

やっと妊活生活を始められた年齢は、たびゅ32歳、妻31歳でした。

 

元々、子供を早く授かりたいと強く望んでおりましたので、

妻と相談し、妊活をスタートさせると同時に、

地元の産婦人科不妊治療の検査に行きました。

 

ここで、いきなり産婦人科に行くのは早すぎると思われる方が

多くいらっしゃると思います。

 

一般的な不妊症の定義は、一定期間(※参考)避妊せず性交を行っても

自然妊娠が成立しない場合を言います。

(参考:2009年よりWHOが1年以上と定義)

 

私達夫婦の場合、出来るだけ早く子どもを授かりたいという想いと

万が一、お互いの身体に何か異常があった場合に、

早めに治療しておきたいという考えもあった事から、

妊活と同時に検査もしておこうという結論に至り、

不妊治療をスタートしました。

 

この時まさか、こんなにも長い不妊治療生活が幕開けするとは

考えもしておりませんでした。。。

 

 

 

3.不妊治療を始めるタイミングについて

 

不妊治療を始めるタイミングは、

それぞれの家庭の事情により変わってきます。

 

自然妊娠を強く望む方もいらっしゃれば、

私達夫婦の様に、不妊治療に対し抵抗感が無く、

早めに授かりたいという考え方もあります。

 

また、不妊治療を始めるには「お金」と「時間」も必要となります。

夫婦十色、様々な悩みや苦悩があるかと存じます。

 

私の体験からお伝えできる事は、

もし不妊治療を始めるか悩まれているのであれば

出来るだけ早めに開始した方が良いという事です。

 

男性も女性も、年齢と共に体は衰え、

当然ながら妊娠率も加齢と共に低下していきます。

これは生物学的には逆らえない事です。

 

【1周期当たりの自然妊娠率】

20代:25~30%

30~34歳:25~30%

35~39歳:約18%

40~44歳:約5%

※男女ともに生殖機能に問題のない二人が排卵日付近に

性交渉を行った場合の1周期当たりの自然妊娠率。

※2018年当時の参考データとなりますので、ご留意願います。

 

この記事を読んで、焦らせてしまった方には大変申し訳ございません。

 

ですが、不妊治療にチャレンジして、もし子供を授かれなかったとしても

「あの時不妊治療を行ったから悔いはない」と思えるようにしておく事が

大切だなと、私自身考えておりました。

 

夫婦2人で歩む人生も、「大変素晴らしい人生」だと思います。

養子縁組で子どもを迎え入れる方々もいらっしゃいます。

 

将来、どんな人生を歩む事になるかは神のみぞ知るところですが

不妊治療」という選択が皆様にとって

人生を前向きに変える選択肢となりますように。

(結果は関係ありません)